【薬膳のちえ★8~花粉の対策②~】
2021年02月27日
今年は、早くもスギ花粉の本格的なシーズンに入ってしまいましたね。
花粉に敏感に反応してしまう方は、
★身体に余分な老廃物(特に水分)をためやすい
★バリアする力(粘膜)が弱い
が共通点。
この共通点に加えて、出ている症状で分けると
①朝グシュグシュ型
②夜ふとんに入ると絶不調型
の2つあります。
さらに、どちらか1つだけ、どちらもある、①から②に移行など、その時々でも変わるのです。
では、今回は①朝グシュグシュ型について!
具体的な症状としては、
・朝起きた時に症状がひどいことが多い
・クシャミ連発
・サラサラの水のような鼻水
・頭痛
・痰は白くて水っぽい など
このタイプの方は、上の★の共通点+冷えが原因。
目のかゆみより、鼻水ダラダラの方が気になるタイプです。
もともと冷え症な方だけでなく、実は、夏~冬に冷えを貯めてしまっている方も、とても多いんです。
例えば「夜中にお風呂に入り、なおかつ髪の毛を乾かさないで寝る」とか「夏に冷たい物をよく飲食する」とか。
◆おすすめ食材
この①タイプの症状が出てしまっている時は『身体を温めて、体表で花粉を吹き飛ばしてガードする』のがおすすめ!
シソ、生姜、陳皮、ネギ、玉ねぎ、ニラなど。
お味噌汁の具や薬味や、お茶など…続けやすい方法でOK!
陳皮は、お家でも簡単に作れます。(薬膳のちえ5を参照)
写真の陳皮は清見オレンジでの皮で作ったもの。とても良い香りでお茶のブレンドに大活躍です。
お茶では、前回ご紹介したハト麦茶に、生姜や陳皮をブレンドしてみても◎。
それと!
避けてほしいのが、朝のヨーグルト、サラダ、スムージーなど。身体を冷やす元です。
どうしても食べたかったらお昼に。
私は、それまで習慣だった朝のヨーグルトをキッパリやめました!
“毎日コツコツ少しずつ”でも、ある日、大きな成果を感じられますよ。
すずらん健康館にも、シソを配合した粘膜を強くするものや、冷え対策の商品を取り揃えています。
ぜひ、お気軽にご相談下さい。
次回は、②夜ふとんに入ると絶不調型タイプについてです!
このブログは武蔵境にある「すずらん健康館」の つぼうちちえこ が書きました。
(国際中医師・登録販売者・薬膳研究家・健康気象アドバイザー・KOREANティーセラピスト)
他にもこんな記事がありますので、ぜひチェックしてみてください!
・【薬膳のちえ★14】生姜は風邪に良いの?これであなたも「生姜使いのスペシャリスト」!
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