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【薬膳のちえ★13~以臓補臓「砂肝」編】

そろそろ、夏の疲れが胃腸に出てくる頃。

暑さだけでなく、今年の夏は雨も多いですね。

身体の中に湿気がたまりがちだと、消化機能が弱ってきますので、なおさらです。
食生活の養生だけでも、消化機能の働きは、ずいぶん変わってきます!

前回もご紹介した「以臓補臓」という、東洋医学の考え方。身体の弱い部分を補うために、動植物の同じ部位や似た形のものを食べる方法です。

今回登場するのは「砂肝」!

砂肝は鶏の胃袋。鶏は歯がないので、食べた物を胃袋ですり潰しています。

砂肝の一部分は鶏内金(けいないきん)という生薬でもあるんですよ。
砂肝はコリコリとした食感が良いですが、少し硬くて苦手な方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、おすすめは「砂肝スープ」!

【材料】砂肝、生姜、塩

【作り方】

①砂肝が2つ繋がっていれば、1つずつに切る。

②1つにしたものに十字に切り込みを入れる。(柔らかく仕上げるポイント)

③生姜を千切りにする。(たっぷり入れた方が美味しい)

④鍋に適量の水と③を入れ、沸騰したら②の砂肝を入れ、15~20分ほど煮る。

⑤塩で味を調える。

  

↑2つ繋がった砂肝         ↑②の状態の砂肝

 

生姜と合わせえることで、冷たい物で冷えがちな胃腸にも、とても良いです。

柔らかく仕上がるので、どなたにでも召し上がっていただきやすいです。

 

すずらん健康館にも、夏の疲れや胃腸の不調におすすめの商品を、いろいろと取り揃えています。
ぜひ、お気軽にご相談下さい。

 

このブログは・・・武蔵境にある「すずらん健康館」の つぼうちちえこ が書きました。

(国際中医師・登録販売者・薬膳研究家・健康気象アドバイザー・KOREANティーセラピスト)

すずらん健康館でお待ちしています

 

すずらん健康館は、JR中央線 武蔵境駅 北口徒歩5分。

漢方・健康食品を中心に取り扱っている漢方相談店です。

身体のお悩み、心のお悩みなど、気になることがありましたら、ぜひお越しください。

東洋医学と西洋医学の両面で、生活の仕方から食事や運動まで、総合的に詳しくお話しを伺います。
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