夏は心を養生。緊張をほぐし夏の疲れをとる体と心のセルフケア・呼吸法
2023年10月17日
6回目の「予防/ケア」は心肺・呼吸です。
大雨、暑さなど天候が不安定で、ただでさえ心身ともに負担がかかる中、
コロナも感染拡大で、緊張やストレスと共に過ごす日々が続いています。
この夏は疲れを、より一層感じている方が多いのではないでしょうか。
また暑い夏の季節は、体温調節のために血流量を増やし、
汗をかくため「心」の働きに負担がかかる時期でもあります。
ですので、中医学では主に「心」の働きを養生します。
「心」は精神を司ると言われ、心の疲れにも影響します。
緊張で固くなった胸をゆるめて「心」をいたわり、夏の疲れを取りましょう。
『 固くなった胸をゆるめてスペースを。「心」をいたわる。 』
①安定した椅子に浅めに座る。立位でもOK。
肋骨に手を添えて、深呼吸3回。
吐くときに、手伝うように腕で肋骨をプッシュ。
②3回目に息を吐ききったら、
肋骨を押したままキープして、3呼吸続ける。
吸うときは、肋骨が横に広がらないようにする。
③次に前後に開くのを感じながら深呼吸3回
④両手を胸にあて、吐いて胸骨を押し下げキープし、
吸う息で両手を内側から押すように深呼吸を3回。
⑥両手はそのまま、上を向き、鎖骨から顎首を伸ばす。
普段の姿勢で縮みがちな部分です。
⑦心臓や胸のスペースを感じて、呼吸の広がりを感じましょう♪
すっきりしましたか?
日々のこんなことで?というくらい簡単なケアで身体の痛みや疲れ、ストレスも軽減します。
心臓の働きを助けてくれたり、
ストレスや不眠などに良い漢方もご紹介しています。
このブログは武蔵境にあります、すずらん健康館の市倉由理子が書きました。
(健康運動指導士/中医国際薬膳師)
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