すずらん健康館の考え方
起立性調節障害(OD)とは、
自律神経系の働きが不十分で、血圧などの調節ができなくなる病気です。
症状としては、立ちくらみ、めまい、朝起きることができないなどがあります。
自律神経がまだ不十分な小児から思春期の子供に多くみられます。
起立性調節障害が問題なのは、なかなか理解されにくく、怠け病やうつと思われてしまったり、引きこもりや不登校になってしまったりすることです。
実際に起立性調節障害の3割が不登校と言われています。
朝は学校に行きたくても具合が悪くて行けないのに、夕方になると元気になってくるので、理解が進まない原因になっています。
起立性著節障害の原因は、「自律神経の働きが不十分である」も一つにありますが、
実は、後ろに、大きな問題が隠れています。
それが、「低血糖・血糖値スパイク」です。
心臓は、1日に10万回も収縮と拡張をくりかえし、全身に血液を送りだしています。
心臓の筋肉のエネルギーは、糖分と酸素です。
人間の細胞は、糖分と酸素でエネルギーを作り出しています。
糖分が少ない状態を低血糖といいます。
心臓に行くエネルギーが少なくなると、心臓の筋肉はエネルギーを節約しようとします。
ゆっくり動かしたり、動きを小さくするしかありません。
要するに、全身に血液を送りだすポンプ機能が低下するのです。
そうすると・・・
横になっている時は脳に血液が運ばれますが、
起き上がった時は重力に逆らって脳まで血液を上げる力がないので、
脳細胞が酸欠・エネルギー不足となってしまい、
・失神
・立ちくらみ
・朝起きることができない
・身体がだるい
・動悸
・頭痛
などの症状がでます。
水分や塩分を摂ると、血液の量が少し増えて血圧が上がるので、症状が改善されることがあります。
しかし、根本的な原因を解決しないと、対症療法だけでは健康な身体をつくることができません。
特に子供たちは、身体は成長期の真っただ中。
これからの将来、何十年と生きていくたの土台を作るとても大切な時期です。
不登校・引きこもりのページもあわせてお読みください。
起立性調節障害の症状以外にも、当てはまるものがあると思います。
起立性調節障害でお悩みの方、ご相談下さい
すずらん健康館では、たとえ小児や思春期の方であっても、体に負担にならないもので、
根本的に身体を変えていくことをお勧めします。
もちろん、それをずっと飲み続ける必要はありません。
起立性調節障害(OD)でお悩みの方にお勧めの方法をご紹介します。
病院の薬とも併用できるので安心です。
「今よりも少しでも良くなりたい」「もしかして治らないかもしれない」とお考えの方、
是非、一度ご相談ください。
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