咳や倦怠感が長引く…もしかして非結核性抗酸菌症?漢方でできるサポートがあります
2024年12月11日
最近増えている非結核性抗酸菌症について知っていますか?
みなさん、非結核性抗酸菌症(ひけっかくせいこうさんきんしょう)という病気を聞いたことがありますか?最近、この病気の診断を受ける方が増えてきています。
非結核性抗酸菌症は一般の肺炎や結核と異なり、原因がはっきりしないまま発症するケースが多く、特に中高年の女性で増加傾向にあると言われています。免疫力や生活環境の変化が関係していると考えられていますが、まだわからない点も多いのが現状です。
診断を受けて、「なぜ私が?」と不安になっている方もいらっしゃると思います。
すずらん健康館では、お客様一人ひとりが少しでも安心して過ごせるよう、免疫力や炎症を鎮めるサポートをする漢方のご相談も行っております。
この記事では、症状や原因、感染経路、漢方による体調サポート法まで、分かりやすくご紹介します。
気になる方はぜひお読みいただき、病気への理解を深めるとともに、ご自身に合ったサポートを見つけてみてください。
1. 非結核性抗酸菌症とは?
非結核性抗酸菌症(ひけっかくせいこうさんきんしょう)は、自然界に多く存在する「非結核性抗酸菌(MAC菌)」が体内に入り、肺に炎症を引き起こす病気です。肺MAC症(はいまっくしょう)とも呼ばれます。
進行はゆっくりとしていますが、長期にわたる治療が必要になることが少なくありません。
主な症状:
□咳 □痰 □血痰 □倦怠感 □発熱
□呼吸困難 □寝汗 □体重減少
※ 症状がなく健康診断の胸のレントゲンなどで発見されることもよくあります。
2. 原因と感染経路は?
非結核性抗酸菌症の原因菌は土壌や水、埃など自然界に広く存在しており、空気中の小さな粒子に含まれることもあります。菌を含んだ埃や水滴を吸入することにより感染するのではないかと言われていますが、まだはっきりとはわかっていません。
- 人から人への感染はない:非結核性抗酸菌症は人から人にうつることはありません
- 免疫力との関係:抗酸菌は多くの人が日常的に吸い込んでいますが、免疫力がしっかりしていると発症を抑えられます
- 発症リスク:免疫力が低下していると菌が増殖し、発症の可能性が高まることがあります
3. 西洋医学での治療方法
西洋医学では抗生物質を使用した治療が一般的ですが、完治は難しく、菌の増殖を抑えながら体調を維持する方法がとられます。
- 長期的な治療:抗生物質の効果が出るまで長期間の服用が必要
- 副作用のリスク:服用が長くなると副作用が発生することもあり、体への負担が大きくなることもあります
- 腸内環境:抗生物質を飲み続けることで、腸内細菌のバランスが崩れ、免疫力の低下に繋がる可能性があります
4. すずらん健康館のサポート
すずらん健康館では、体に負担をかけず、肺の免疫力を高めたり、肺の炎症を鎮める漢方や自然成分の健康食品をご提案しています。
- 自然成分の漢方や健康食品:今お使いの薬と併用できる、体にやさしい自然成分でできています
- 日常生活に取り入れやすい:無理なく続けやすく、体調の維持に役立てていただけます
- 免疫力を高めるサポート:体が本来持つ力を引き出し、少しでも元気に過ごしていただけるお手伝いをしています
- 個別相談:一人ひとりの体質や症状に合わせて、最適なサポート法をご提案いたします
5. お困りの方はご相談ください
非結核性抗酸菌症は長くつきあっていく病気です。
もし治療に不安を感じている方や体力維持のサポートがほしいと感じている方がいらっしゃれば、すずらん健康館にお気軽にご相談ください。
「今よりも少しでも良くなりたい」「安心して過ごしたい」という方へ
漢方による体調サポートで、日々の生活が少しでも快適になるようお力になります。
このブログは武蔵境にあります、すずらん健康館の遠藤綾華(薬剤師)が書きました。
すずらん健康館はJR中央線、武蔵境駅北口徒歩5分にあります、漢方・健康食品を中心に取り扱っている漢方相談店です。日々、お悩みの身体の症状、心の悩みなどありましたら、ぜひ店頭にお越しください。
薬剤師・登録販売者・国際中医師などの資格を持ったものが健康相談をお受けしています。
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