つらい腰痛に効くストレッチをご紹介!
2022年03月08日
腰痛は、人が2本足で立つようになってから生じやすくなったと考えられており、人間の宿命とさえ言われています。全人口の2~3人に1人は、一度は腰痛に悩むといわれていますが、多くの場合は一過性の腰痛です。
しかし、中には急性腰痛(ぎっくり腰)を繰り返す人や、慢性の持続する腰痛に悩まされる人が、かなりいます。このような腰痛を起こしやすい人には、生活の中での姿勢、姿勢の異常や体幹・下肢筋肉のバランスの不良が多く見られることが指摘されています。
そこで、この記事では、腰痛の原因と、腰痛に効くツボ・ストレッチを紹介していきます。
腰痛症は レントゲンなどの検査では、腰痛の原因となるような異常がないのに腰痛がある症状です。
慢性的に重苦しい痛みが続くような場合、ほとんどは腰痛症であることが多く、
腰が急に痛む場合は、椎間板ヘルニアや、ぎっくり腰(腰仙部挫傷)などが考えられます。
背骨の変形や骨折など、骨に異常が起きているケースもあるので注意が必要です。
他にも、脊椎分離症、すべり症、腰部変形性脊椎症、腰部脊柱管狭窄症、骨粗鬆症、
腎結石、尿管結石からくる痛み、子宮筋腫、子宮内膜症など内臓から起因した痛みの場合もあります。
また、うつや自律神経失調症から引き起こされる場合などがあります。
長時間の同じ姿勢は、腰や背中の筋肉の緊張で、筋肉が疲労し、血行が悪くなり腰に痛みが起こります。
また運動不足で腰椎を支える腰や臀部の筋肉が弱ったり、姿勢を保つ脊柱起立筋群や骨盤まわりの筋力の低下もは、腰痛の要因となります。
運動のし過ぎもまた筋肉は疲労し、緊張を強めて腰痛を引き起こします。
腰に無理な力がかかるような動作を行うと、ぎっくり腰など急性の腰痛を招くことがあります。
ツボを押す、お灸、カイロや温灸で温めたり、ストレッチで筋肉を動かし、血流などの巡りを良くして腰痛を和らげましょう。
お灸と温灸の違いは?
お灸の目的は体に熱刺激を加え、細胞の活性化を図る目的で使用し、温灸は柔らかく深部まで熱を届かせ温めることを目的としています。
※急性の腰痛は温めてはいけません。
では、実際に腰痛予防や改善に効くストレッチやツボを紹介します
1 腰背部、下肢の筋肉のストレッチ
①胸を開き背筋をのばす 股関節から前に倒し、背中上部を少し丸める。
(10秒間×2セット)
②額を膝に近づける。額を遠くの床へ近づけ、腕を伸ばす。(左右各15秒)
2 腹筋、背筋の力を強くするエクササイズ
肩の真下に肘を置き、顎を引き、首・背筋を伸ばす。上半身を引き上げて保つ。
※腰の反り過ぎに注意、恥骨側を押し出すように。
(15秒間×2セット)
3 股関節、下肢の筋肉のストレッチ
両手の間に片側のひざを置き、反対足は後ろへ
。骨盤を左右に揺らし、伸ばした足の腿・股関節をストレッチ。
(左右各15秒)
4 腰のストレッチ&腹筋の力を強くするエクササイズ
膝を胸に引き寄せ、顎を引き背筋をのばす。息を吐きながら額を膝に近づける。
(5秒間×3回)
いかがだったでしょうか。
腰痛の原因や、腰痛予防・改善に効くストレッチを紹介しました。
ストレッチもお家時間で、自分でいつでも簡単にできます。
ぜび日常に取り入れてみてください!
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このブログは武蔵境にあります、すずらん健康館の市倉由理子が書きました。
(登録販売者・中医国際薬膳師・健康運動指導士)
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