すずらん健康館の考え方

乾癬は、免疫システムが誤作動を起こし皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)が早すぎて皮膚病を発症したり、関節痛をひき起こすものです。

 

皮膚はターンオーバーによって、皮膚の奥にある真皮から皮膚の表面にある表皮に上がってきます。

一般に20歳の人のターンオーバーは、28日と言われ、年齢が高くなるにしたがって、ターンオーバーは長くなります。

 

逆にターンオーバーが早すぎると、十分に成長していない皮膚が表皮になってしまうため、赤くかさぶたの様な皮膚の状態になります。

 

皮膚はターンオーバーによって、皮膚の奥にある真皮から皮膚の表面にある表皮に上がってきます。

一般に20歳の人のターンオーバーは、28日と言われ、年齢が高くなるにしたがって、ターンオーバーは長くなります。

 

逆にターンオーバーが早すぎると、十分に成長していない皮膚が表皮になってしまうため、赤くかさぶたの様な皮膚の状態になります。

 

関節症性乾癬(乾癬性関節炎)も、免疫システムが誤作動を起こした結果関節に炎症がおこり、関節痛になります。

 

根本治療は、

 

①免疫バランスの正常化

②新陳代謝の正常化

③炎症を鎮める

④傷んだところを修復する

 

などを同時に行うことです。

 

すずらん健康館では、①~④に対する体に負担のない方法をご紹します。

病院の薬とも併用できますし、今まで多くの方が改善なさっています。

どうぞ遠慮なくご相談ください。

 

 

乾癬でお悩みの方、ご相談下さい

最初にも書きましたが、乾癬の根本的な原因は、免疫システムが不安定になることです。
副作用なく免疫システムを正常化し皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)を調整するアプローチが必要です。そして炎症を鎮めることを同時に行うことが重要になります。また病院の薬は副作用がきついので、副作用対策も大切です。
特に、免疫システムをシャットダウンしてしまう薬は、身体全体の免疫機能を落としてしまうので、他の病気にかかりやすくなる場合もあり注意が必要です。

 

お勧めしている漢方はとても飲みやすく、簡単にお飲みになれます。

誰でも安心して全身に使っていただけるクリームもご用意しています。

「今よりも少しでも良くなりたい」「もしかして治らないかもしれない」とお考えの方、是非一度ご相談ください。

 

ご相談はこちらから!

 

 

 

それでは、乾癬についてもご紹介しておきます。

乾癬とは

皮膚が赤く盛り上がり、銀白色のフケのようなものがポロポロとはがれ落ちるのが、特徴的な症状です。症状を説明する時、以下のような言葉が使われます。

 

 

紅斑(こうはん)→皮膚が赤くなる症状

肥厚(ひこう)→皮膚が盛り上がる症状

鱗屑(りんせつ)→銀白色のフケのような症状

落屑(らくせつ)→鱗屑がポロポロはがれ落ちる症状

 

これらの症状は、主に頭、背中、おしり、ひじなど衣類と擦れたり外からの刺激が多い部位に出やすいです。出る人によっては全身の皮膚に症状が出たり、爪の異常やかゆみが出ることもあります

 

かゆみには個人差があり、まったくかゆくない人もいれば、強いかゆみが出る人もいます。症状は、長期間続いて、時によくなったり悪くなったりすることが多いです。

 

皮膚の症状だけでなく、関節に腫れや変形、痛みなどの症状がでることがあります。

乾癬が皮膚だけの病気ではないことがわかってきています。

 

乾癬は、見た目や、「カンセン」という名前から「うつる病気なのでは?」と誤解されたり、周囲の目が気になって学校や会社、旅行に行くのがつらくなってしまうなど、精神的なストレスを抱えてしまうことも大きな問題の一つです。

 

この精神的・身体的ストレスで、生活の質(QOL)がとても落ちてしまうことがあります。実際、乾癬の方は、高血圧や糖尿病、心筋梗塞、癌などの病気の方よりもQOL(生活の質)がおちていると言われています。

乾癬の種類

1.尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)

“尋常”とは普通という意味で、乾癬の患者さんの約70〜80%が尋常性乾癬です。

2.乾癬性関節炎(かんせんせいかんせつえん)

関節症性乾癬(かんせつしょうせいかんせん)とも呼ばれます。
乾癬の患者さんの中には、手足の関節や、首から背骨、アキレス腱、足の裏などに痛みや、腫れ、こわばりの症状がでる方がいます。

3.滴状乾癬(てきじょうかんせん)

直径0.5〜2cm程度の小さな水滴のような発疹が全身に現れます。子どもや若年者に多く、乾癬の患者さんの約4%に発症します。

4.乾癬性紅皮症(かんせんせいこうひしょう)

乾癬のうち、発熱や皮膚が赤くなる症状とともに、膿(うみ)の入った球状の袋(膿疱<のうほう>)が沢山現れる状態を膿疱性乾癬といいます。この膿疱(のうほう)には細菌が含まれていないので周りの人にうつることはありません。

乾癬の治療

外用剤(塗り薬)

【ビタミンD3が入った塗り薬】

皮膚の細胞が過剰に作られることをおさえて、正常な皮膚をつくるようにするのがビタミンD3の作用といわれています。ビタミンD3外用薬はステロイド外用薬のような副作用は出ませんが、塗ったところに刺激感などを生じることがあります。また、一度に決められた量より多く塗るなどのまちがった使い方によって、のどの渇き脱力感食欲不振などの副作用が起こることがあります。

 

  • ボンアルファ(一般名:タカルシトール)
  • ドボネックス(カルシポトリオール)
  • オキサロール(一般名:マキサカルシトール)

 

【ステロイドが入った塗り薬】

ステロイドは皮膚の炎症(腫れや赤み)をおさえる作用があります。効果の強さによってランクに分けられ、症状に応じて使い分けます。特に皮膚が赤くなっている症状を改善します。効果は比較的早く現れますが、長期間使用することで皮膚が薄く弱くなる(皮膚萎縮)毛細血管が拡がるなどの副作用が出る場合があります。

 

  • キンダベート(クロベタゾン酪酸エステル)など

その他ステロイドの薬品は多数あります

 

【ビタミンD3+ステロイドが入った塗り薬】

ステロイドとビタミンD3の2つの成分が入っています。1日1回塗ることで、ステロイド外用薬やビタミンD3外用薬を単独で使うより高い効果が認められます。また、一度に決められた量より多く塗るなどのまちがった使い方によって、のどの渇き脱力感食欲不振などの副作用が起こることがあります。

 

  • ドボベット(カルシポトリオール・ベタメタゾン)
  • マーデュオックス(マキサカルシトール・ベタメタゾン)

内服薬(飲み薬)

【ビタミンA誘導体】

皮膚の細胞が過剰に作られることをおさえる作用があります。
副作用で唇やその周りがカサカサになって荒れる、手のひら・足の裏の落屑(らくせつ:フケ状の皮膚のはがれ)がでることがあります。精子を作る機能や胎児に影響を与える恐れがあるため、薬剤を飲んでいる間だけでなく中止後も男性は6ヵ月女性は2年の避妊が必要です

 

  • チガソン(一般名:エトレチナート)

 

【免疫抑制作用】

乾癬で過剰に働いている免疫反応をおさえる作用があります。主な副作用として血圧が上がったり、腎機能に影響を与えたりすることがあり定期的な血圧測定や血液検査が必要です

 

  • ネオーラル(一般名:シクロスポリン)

 

【免疫調整薬】

免疫にかかわる細胞に存在する酵素の働きをおさえて、過度に炎症(腫れや赤み)を起こす物質ができるのをおさえます。主な副作用として頭痛や吐き気下痢などが起こることがあります

 

  • オテズラ(一般名:アプレミラスト)

注射薬又は点滴(生物学的製剤)

塗り薬や飲み薬など、これまでの治療で十分な効果がみられない方には「生物学的製剤」を使用する場合があります。
生物学的製剤は、乾癬の症状が出ている部位に沢山出てしまっている、炎症を起こす物質(サイトカイン)の働きをピンポイントでおさえて症状を改善します。

副作用は、体を守る免疫の働きをおさえてしまうので、生物学的製剤を使っていると、風邪などの菌やウイルスに関連する病気にかかりやすくなる可能性があります。

 

  • レミケード(インフリキシマブ)
  • ヒュミラ(アダリムマブ)
  • ステラーラ(ウステキヌマブ)
  • コセンティクス(セクキヌマブ)
  • ルミセフ(ブロダルマブ)
  • トルツ(イキセキズマブ)
  • トレムフィア(グセルクマグ)

光療法

光線療法の働きは、症状を起こす原因になっている細胞を自滅させる作用と免疫をコントロールする細胞を集めるなどが考えられています。使用する光線の種類で2つに分類できます。

 

  • UVA(紫外線A波)
  • PUVA(ソラレン(オクソラレン)という紫外線に敏感になる薬剤に長波長紫外線(UVA)照射を組み合わせたものです。)
  • UVB(紫外線B波)

 

副作用として、紫外線ですからやけどをすることがあります。 特に、PUVA(プバ)療法では、ソラレン(オクソラレン)を塗った場所に日光が当たるとやけどをしてしまうので、日光を遮る必要があります。 また、長期間光線治療は、治療の回数が増えるとシミ、ソバカスのような色素沈着が増えてきます。回数が増えれば、皮膚腫瘍(がん)の発生につながる可能性があります。

 

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    漢方で舌診は大事な診断方法の一つで体の中の状態を判断するのにとても参考になります。