すずらん健康館の考え方
卵巣は、腫瘍ができやすい臓器の一つで、様々な種類の腫瘍ができます。
腫瘍というのは良性でも悪性でも、冷えて血流が悪くなり、その部分がうっ血することによりできると考えられます。
そのため治療は温めて血流を改善することが主流です。
ですので、健康館でのアプローチは
- 温めて血流を改善する
- 身体の老廃物を尿から排出する
- ホルモンバランスを調える
などを、身体に負担をかけずに行います。
卵巣のう腫でお悩みの方ご相談下さい
小さいのう腫は大きくならないように、また、手術でのう腫を取り除く場合も、身体の状態を改善すれば、術後の回復は早くなりますし、術後もより快適な生活を送ることができます。
そのために、すずらん健康館では
- 温めて血流を改善する
- 身体の老廃物を尿から排出する
- ホルモンバランスを調える
という方法を、身体に負担をかけずに行います。
お勧めしている漢方はとても飲みやすく、簡単にお飲みになれます。
病院の薬とも併用できますし、今まで多くの方が改善なさっています。
手術が必要な場合も、術後の回復をはやめ元気な体を早く取り戻すことができます。
「今よりも少しでも良くなりたい」「もしかして治らないかもしれない」とお考えの方、
是非、一度ご相談ください。
それでは卵巣のう腫について、具体的にご説明します。
卵巣のう腫とは
卵巣とは、子宮の両側にある親指大の臓器です。女性は、そのなかに、卵子の元となる数百万もの原始卵胞という細胞をもっています。
性ホルモンの分泌がさかんになる思春期になると原始卵胞が成熟して、卵子になり、妊娠が可能な状態になります。
卵巣に腫瘍ができても、小さい場合は症状がないことが多く、検診でたまたま見つかったり、腫瘍が大きくなってから気がつく場合もあります。
卵巣にできる腫瘍はさまざまなタイプがあります。
ここでは、卵巣のう腫をとりあげます。
卵巣のう腫の種類
卵巣のう腫は、卵巣内に液体や脂肪がたまってできる腫瘍で、触るとやわらかいです。大きくなるとこぶしぐらいになったり、さらにそれよりも大きくなってしまうこともあります。なぜ、こうした「のう腫」ができるのかはまだよくわかっていません。
卵巣のう腫は、たまっている中身によって4種類に分けられます。
9割が良性であるといわれています。
漿液性のう腫
10~30代の若い女性によく見られる。のう腫の中で最も多いタイプです。漿液(しょうえき)という、卵巣から分泌されるさらっとした液体が溜まってできます
粘液性のう腫
閉経後の女性に多いゼラチン状の
ネバネバした液体がたまったできるのう腫。
放置すると、かなり大きくなることがあります。
皮様性のう腫
20~30代の女性に多いのう腫です。のう腫の中に髪の毛、歯、骨、皮膚、脂肪などが含まれています。卵巣の中にある何十万個という卵子の元が、受精していないのに、勝手に分裂を始め、その結果、人体のいろいろな部分が中途半端にできてしまうと考えられています。受精していない卵子が分裂を始める原因は不明です。
両方の卵巣に生じることもあります。
チョコレートのう腫
20~30代の女性に多い。子宮内膜症が卵巣内にできてまい、月経血がたまる、のう腫。
(子宮内膜症のページをご覧ください)
症状
のう腫が小さい初期段階では、ほとんど自覚症状はありません。
のう腫が大きくなってくると、お腹がはった感じや、腰痛、下腹部痛、便秘、頻尿などの症状がでたり、外側から触れてやわらかいしこりのようなもに気づく人もいます。
のう腫が大きくなると、卵巣の根元が回転してねじれてしまう、「茎捻転」を起こすことがあり、突然激しい痛みや嘔吐が起こり、意識が遠のくような状態になってしまうことがあります。そのよう場合は緊急手術が必要となります。
治療
卵巣のう腫の治療は、どんな種類の「のう腫」なのか、大きさ、年齢、これからの妊娠・出産を希望するのか、などを考慮して選択します。
基本的には、2〜3cm程度ののう腫は、定期検査をしながら経過をみていきます。
大きさが5〜6cm以上になったり、悪性が疑われる場合は、手術を選択します。
「のう腫核出術」はのう腫だけを取り除きます。
「付属器摘出術」は大きいのう腫や他の臓器との癒着がみられる場合に選択されます。卵巣摘出術もしくは卵管を同時に切除します。
最近では、卵巣のう腫の手術は「腹腔鏡下手術」で行うことが多くなっています。傷が小さい、痛みが少ない、回復が早いといったメリットがあります。
状況によって、術式は変わりますので、医師としっかり相談しましょう。
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