すずらん健康館の考え方

更年期障害とは女性ホルモンの分泌量が急に減少することで、ホルモンのバランスが崩れて、身心にさまざまな不調が起こり、日常生活に支障がでてしまうことをいいます。

西洋医療では、足りなくなったホルモンを足す治療が主です。

 

しかし、生殖能力が不要となり、ホルモンの分泌がへって身体が変化していくことは、人間として当然のことですから、それに逆らう治療はかえって症状を長引かせることになりかねません。

 

また、乳がん、血栓などの命にかかわる副作用がおこることもあります。

 

すずらん健康館では、ホルモンの分泌量が減っていく中でも体の中でホルモンバランスが取れるように助けたり、血のめぐりを改善することで症状をやわらげたり、栄養状態を改善することでパワーやエネルギーを補充するなど、身体がもともと持っている働きを十分にいかし、身体に負担がかからない方法で、更年期の期間を快適に乗り越えられるようにサポートさせていただきます。

更年期障害でお悩みの方、ご相談下さい

女性ホルモンが年齢とともに減っていくのは自然なことです。
特別なことではありません。

しかし、更年期に達したときの体調で、ホルモンバランスの崩れに体が対応できず「障害」となってしまうのです。

すずらん健康館では、「更年期」を健やかに過ごすための商品がございます。
お一人お一人、状態は全くちがいますので、

  • 毎日の食生活
  • 年齢
  • 出産のご経験
  • 病気のご経験
  • 生活環境 など 

今の状況を具体的にお知らせください。

 

★食事・生活習慣の見直し

★身体に負担のないホルモンバランスの調整

★自覚症状を緩和するためのアプローチ

などをご提案させていただきます。

 

なお、お勧めしている漢方はとても飲みやすく、簡単にお飲みになれます。

「今よりも少しでも良くなりたい」「もしかして治らないかもしれない」

とお考えの方、是非一度ご相談ください。

ご相談はこちらから!

更年期障害とは

更年期とは、子孫をつくることができる期間と、そうでない期間への移行期間のことをいいます。

 

一般的には、閉経前後の数年間です。

 

閉経の年齢は個人差が大きいです。

  • 出産をしているか、していないか
  • 何歳の時に出産したか
  • 性生活があるかないか
  • 食生活の状態

 

など、身体と環境の両方が影響しているので、かなりの個人差があります。

 

更年期に体の中で何が起こっているか

 

女性は生まれたときに、およそ40万個の卵子を持っています。
成長につれてその卵子はだんだんと少なくなって、およそ50歳でほぼゼロになってしまいます。
女性ホルモンの一つである、エストラジオール(エストロゲン)というホルモンは、卵巣から分泌します。
更年期になると、体内に残っている卵子の数が減り、エストラジオール(エストロゲン)の分泌も低下します。
子孫をつくる役割がなくなるので、当然のことです。

 

人間はさまざまなホルモンが分泌されていて、それぞれに影響しあってバランスをとっています。

 

エストラジオール(エストロゲン)が急激に少なくなることで、ホルモンのバランスが崩れて、様々な症状が起こってしまう。これが、更年期の時に体の中で起こっていることです。

 

現れた症状の影響で、日常生活に支障がでることを、「更年期障害」といいます。

ですので、更年期の期間はすべての人に存在しますが、すべての人に「障害」がでるとはかぎりません。

更年期にあらわれやすい症状

更年期の症状は人によって様々です。

 

【身体的症状】

  • のぼせ
  • ほてり(ホットフラッシュ)
  • めまい
  • 頭痛
  • 全身倦怠感(だるさや疲労感)など

 

【精神的症状】

  • 気持ちが落ち込む
  • やる気が出ない(無気力)
  • 不安を感じる
  • 憂鬱である など

更年期障害の治療

血液検査でエストロゲンがどれくらい減っているか調べる場合もありますが、上記に記載したとおり、子孫をつくらなくても良い状態に変化していくので、エストロゲンは減っていきます。

 

ホルモン補充療法(HRT)

 

ホルモン療法は(HRT)は女性ホルモンを補うことで、更年期障害の症状を改善させる方法です。
2種類の女性ホルモン(エストラジオールとプロゲストーゲン)を組み合わせ補充します。

薬は、飲み薬・貼り薬・塗り薬があります。
症状や状況を医師と相談しながら、薬を選択します。

  • エストラジオール(エストロゲン)製剤

【飲み薬】
ジュリナ、ウエールナラ、プレマリンなど

【貼り薬】
エストラーナテープ、メノエイドコンビパッチなど

【塗り薬】
ル・エストロジェル、ディビゲルなど

【膣錠】
ホーリン
膣錠は陰部の症状がある方に用います

 

  • プロゲスチン製剤

子宮の病気を予防するために使用する。(子宮を摘出している場合は不要)

【飲み薬】
プロベラ、ヒスロン、デュファストンなど

 

【貼り薬】
メノエイドコンビパッチ

【子宮内留置徐放システム】
ミレーナ(保険適応外)

エストロゲンとプロゲスチンを周期的に使用する方法と、持続的に使用する方法があります。

ホルモン補充療法の副作用

ホルモン補充療法(HRT)に使用される薬の添付文書にはいずれも以下のような記載があります。

 

出典:ジュリナ錠0.5mg(バイエル薬品)

 

15.1 臨床使用に基づく情報

15.1.1 ホルモン補充療法(HRT)と子宮内膜癌の危険性

卵胞ホルモン剤を長期間(約1年以上)使用した閉経期以降の女性では、子宮内膜癌になる危険性が対照群の女性と比較して高く、この危険性は、使用期間に相関して上昇し(1〜5年間で2.8倍、10年以上で9.5倍)、黄体ホルモン剤の併用により抑えられる(対照群の女性と比較して0.8倍)との疫学調査の結果が報告されている1)。[7.1参照]

15.1.2 黄体ホルモン剤の併用投与については、以下のいずれかの方法で行うことが望ましい。[7.1参照]
<参考>

[1]持続的投与

連続して本剤と黄体ホルモン剤を投与する.

[2]周期的投与

黄体ホルモン剤を併用して毎月12〜14日間投与する.

15.1.3 HRTと乳癌の危険性

(1)米国における閉経後女性を対象とした無作為化臨床試験(Women’s Health Initiative(WHI)試験)の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群では、乳癌になる危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:1.24)との報告がある2)。並行して行われた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独投与群では、乳癌になる危険性がプラセボ投与群と比較して有意差はない(ハザード比:0.80)との報告がある3) 4)。[8.1参照]

 

(2)英国における疫学調査(Million Women Study(MWS))の結果、卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を併用している女性では、乳癌になる危険性が対照群と比較して有意に高くなり(2.00倍)、この危険性は、併用期間が長期になるに従って高くなる(1年未満:1.45倍、1〜4年:1.74倍、5〜9年:2.17倍、10年以上:2.31倍)との報告がある5)。[8.1参照]

 

15.1.4 HRTと冠動脈性心疾患の危険性

米国におけるWHI試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群では、冠動脈性心疾患の危険性がプラセボ投与群と比較して高い傾向にあり、特に服用開始1年後では有意に高くなる(ハザード比:1.81)との報告がある6)。並行して行われた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独投与群では、冠動脈性心疾患の危険性がプラセボ投与群と比較して有意差はない(ハザード比:0.91)との報告がある3)。[2.5参照]

 

15.1.5 HRTと脳卒中の危険性

米国におけるWHI試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群では、脳卒中(主として脳梗塞)の危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:1.31)との報告がある7)。並行して行われた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独投与群では、脳卒中(主として脳梗塞)の危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:1.37)との報告がある3) 8)。[2.5参照]

 

15.1.6 HRTと認知症の危険性

米国における65歳以上の閉経後女性を対象とした無作為化臨床試験(WHI Memory Study(WHIMS))の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群では、アルツハイマーを含む認知症の危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:2.05)との報告がある9)。並行して行われた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独投与群では、アルツハイマーを含む認知症の危険性がプラセボ投与群と比較して有意ではないが、高い傾向がみられた(ハザード比:1.49)との報告がある10)。

 

15.1.7 HRTと卵巣癌の危険性

(1)卵胞ホルモン剤を長期間使用した閉経期以降の女性では、卵巣癌になる危険性が対照群の女性と比較して高くなるとの疫学調査の結果が報告されている11) 12) 13)。

 

(2)米国におけるWHI試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群において、卵巣癌になる危険性がプラセボ投与群と比較して有意ではないが、高い傾向がみられた(ハザード比:1.58)との報告がある14)。

 

15.1.8 卵胞ホルモン剤の長期投与により、肝腫瘍が発生したとの報告がある。

 

15.1.9 高用量の卵胞ホルモン剤の投与により、プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)が増大したとの報告がある。

 

15.1.10 HRTと胆のう疾患の危険性

米国におけるWHI試験の結果、結合型エストロゲン・黄体ホルモン配合剤投与群において、胆のう疾患になる危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:1.59)との報告がある。並行して行われた子宮摘出者に対する試験の結果、結合型エストロゲン単独投与群では、胆のう疾患になる危険性がプラセボ投与群と比較して有意に高くなる(ハザード比:1.67)との報告がある15)。

 

上記のように、条件によって、副作用の危険性も大きくかわってきます。

 

「専門家ではないから、よくわからない」

 

ということではなく、自分の身体のことですから、

医師にまかせきりにするのではなく、しっかりと考えることが必要です。

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    漢方で舌診は大事な診断方法の一つで体の中の状態を判断するのにとても参考になります。