すずらん健康館の考え方
もし、「インフルエンザかな?」と思ったらすぐにお飲みいただける「おすすめの物」があります。
病院の薬のように、インフルエンザという確定診断がでていなくても、使えます。
他のウイルスによる風邪のような症状の場合でも問題ありません。
漢方薬では、葛根湯や麻黄湯をインフルエンザや風邪の時に処方されますが、実は、薬を飲むことが治療法ではなく、汗をかかせることでインフルエンザを治すという療法です。
ですから、葛根湯を飲んで夜勤をしたり、深夜まで勉強したり、エアコンの効いたところで冷やしていたりしても効果はありません。
さらに、使い方があり、誰にでも使えるということではありませんので、「風邪だから葛根湯をのめばよい」ということではないことを知っておいてください。
また、現在の西洋医療では、熱がでるとすぐに解熱剤を使います。
しかし、熱がでるのは、身体の防御機能が働いているからです。体内のウイルスを殺すための最適温度があり、感染したウイルスによって温度が変わります。
インフルエンザは高熱がでます。それだけの温度がウイルスを殺すためには必要だということです。
むやみに、体温を下げてしまうと かえってウイルスが死なず症状が長引いてしまうことがあります。
もちろん、体力をみながら、あまりにも消耗が激しい場合は熱を下げる必要があります。
だからこそ、「かかったかな?」と思った時の、対応が一番重要です。
身体は温かくしてください。
汗がでたら冷えないように下着などを頻繁に取り換えるようにしてください。
食べることができるなら、あたたかく消化の良いものを食べましょう。
吐気があって食べられない時は、小量ずつ頻回に温かい飲み物を飲むようにして、脱水にならないように心がけましょう。
すずらん健康館が考えるインフルエンザへの対策は、
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熱とウイルスを便から排泄する
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ウイルスを尿から排泄する
- ウイルスの増殖をおさえ、免疫力を上げる
という方法を、漢方を用いて行います。
インフルエンザ対策として、「かかったかな?」と思ったときにすぐに対処できるように、ご家庭に「常備」されることをおすすめいたします。
インフルエンザ対策は、対応の早さで症状が長引くかどうかが決まります。
インフルエンザとは
かぜの原因の約8割がウイルスです。ライノウイルスがそのなかの3~5割、次にコロナウイルスが1~2割を占めています。
新型コロナウイルスは、型が新しいため世界中の人がはじめて遭遇したので、感染が一気に広がってしまいました。
コロナウイルスによるかぜは昔からありました。
インフルエンザはインフルエンザウイルスが身体の中で増えることで起こる病気です
インフルエンザの症状
普通の「かぜ」とは少し違う症状の起こり方をします
- 38℃以上の発熱
- 頭痛
- 関節痛・筋肉痛
- 全身倦怠感
などの症状が急にあらわれるのが特徴です。
あわせて普通のかぜの症状と同じように、のどの痛み、鼻水、咳などの症状もでます。
子どもではまれに急性脳症が発症することがあります。
年配の方や免疫力が低下している方では、インフルエンザウイルスに感染して体力や免疫力がおちてしまい、重ねて別の菌に感染してしまい肺炎を起こし重症になることがあります。
西洋医学の治療
インフルエンザウイルスに感染した時に使う薬は以下のような薬があります
オセルタミビルリン酸塩(商品名:タミフル等)
ザナミビル水和物(商品名:リレンザ)
ペラミビル水和物(商品名:ラピアクタ)
ラニナミビルオクタン酸エステル水和物(商品名:イナビル)
アマンタジン塩酸塩(商品名:シンメトレル等)(A型にのみ有効)
バロキサビル マルボキシル(商品名:ゾフルーザ)
吸入タイプや飲み薬があります。点滴タイプの薬もあります。
それぞれ、作用する部分は違いますが、インフルエンザウイルスが身体の中で増えるのを抑える薬です。
発症してから、48時間以内に薬を使わないと効果を期待することができません。
すでに、インフルエンザウイルスが身体の中で増えすぎているからです。
発症してから48時間以内に薬を使うと、発熱期間は通常1~2日短くなり、鼻やのどからのウイルス排出量も減少します。
インフルエンザにかからない体をつくりましょう
同じようにインフルエンザウイルスに接触しても、発症する人としない人がいます。
違いは何でしょうか?
それは、ウイルスと戦う免疫力が「ある」か「ない」かです。
インフルエンザウイルスやそのほかの風邪症状を起こすウイルスはいたるところに存在します。
ですから、ウイルスに遭遇したとしても、ウイルスに勝ち「発症」しないように、日頃から免疫力をあげておくことが、最も重要です。
・食事の内容
・食べ方
・睡眠の量や質
・運動量
・ストレス
どれも免疫力と大きくかかわっています。
ストレスは免疫力をおとしてしまう最も大きな原因の一つです。過度なストレスがかかり続けないよう工夫しましょう。
睡眠時間の確保は言うまでもありません。とても重要です。睡眠時間が短いと、免疫力はおちてしまいます。
もともとの体質、年齢、仕事の量や忙しさ、肉体を使うお仕事か事務仕事か、胃腸の状態、持病、どんな治療を行っているか
などで、対応は変わってきます。
良いと思ってやっていることが、真逆な場合も多々あります。
毎年インフルエンザにかかってしまう。風邪ばかりひいている
とい方は是非ご相談ください
すずらん健康館では、
食事の内容・生活習慣・体格・体質などさまざまな状態から、「いったい身体の中で何が起こっているのか?」を検証し、根本から「免疫力」を上げる方法をご提案させていただきます。
お勧めしている漢方は、病院の薬とも併用できますし、小さなお子さんや妊娠中の方、年齢の高い方も安心してお使いになれます。
食事や生活習慣の改善についても、丁寧に指導させていただきます。
お気軽にご相談ください